「おやしらず」のはなし~1
僕の専門性(口腔外科)から、診療室やメールなどで「おやしらず」についてよく相談を受けます。
少し、皆さんと一緒に勉強してみましょう(笑)。
「おやしらず(親知らず)」とは第3大臼歯といわれる歯で、成人前後の頃に一番奥からはえてくる歯です。真ん中から数えると8番目の歯になります。
結果、親知らずまで全部はえると上下左右で8×4=32本の歯となります。
語源は昔、親知らずがはえてくる成人前後の頃には、親はすでに亡くなっていることが多く、「おやしらず」と呼ばれるようになったと言われています。
また紹介しますが、他の説や他の国には異なった語源もあります。
しかし、現代日本人は食生活も生活スタイルも欧米ふうに変化し、歯の本数が全部あっても顎が小さく親知らずまではえる余地がなく、横を向いてはえてきたり、埋まってしまっていたりする方が半数以上です。
そこに大きな問題があるのです。。。。
今日はココまで(笑)。
COMING SOON!!
2006/02/11 | 未分類