稲沢市の歯医者「山本歯科医院」は虫歯治療・インプラント・小児歯科・
ホワイトニング・口腔外科などに力を入れております。

初めての方、以前に通院されていた方、メンテナンス(定期検診)を受けたい方は 新規初診予約の方用、24時間ネット予約受付中
※現在、当院で治療中の患者さまはお手数ですがお電話にてご予約ください。
初めての方、以前に通院されていた方、メンテナンス(定期検診)を受けたい方は 新規初診予約の方用、24時間ネット予約受付中
※現在、当院で治療中の患者さまはお手数ですがお電話にてご予約ください。
診療時間
09:00~12:30
14:30~19:00
※土曜日午前の診療時間は8:30〜13:00になります。

お知らせ
information

「令和」の山本歯科医院もよろしくお願いします。

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

新しい令和の時代を迎えました。

平成15年5月に閉院していた医院を私(3代目)がリフォーム開院した山本歯科医院。

丸16年たち、17年目に入ります。

祖父が大正12年(1923年)に岐阜の地で開院して(昭和55年から平成15年まで閉院しておりましたが)、2023年には100年になります。

大正→昭和→平成→令和と長い時代の間、必要とされる仕事というのもありがたいことです。

次世代の歯科医療がどうなっていくのか?いつまでも学んで、地域医療に貢献していきたいと思っております。

今後とも山本歯科医院をよろしくお願いします。

医院駐車場のハナミズキが咲きました。

2019/05/06 | 院長ブログ

むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その25(最後)

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎むし歯を予防するためには、どうすればよいのか?

むし歯の発生を説明するのに有名なカイス(Keyes)の三つの輪があります。食べ物、細菌、宿主(歯の形や唾液など)の三つの原因が揃って初めてむし歯になるというのです。

これを逆手にとって、これらのうちの一つをなくせばむし歯にならないと考える人がいます。しかし、このうちの一つを完全になくすことはできません。

先述したように、歯磨きで完全に細菌をなくすことはできません。また、砂糖を0にしても、むし歯が0になるわけでもありません。歯にフッ素を塗ったからといって、砂糖ものをいくら食べてもいいわけではありません。それでは、どうしたらよいのでしょう。

 歯の健康(口腔保健)のためには、食べ物(ことに間食)の適切な食べ方、フッ素の適切な利用、歯磨き(歯ぐきの病気には大きな予防効果があります)の三つを同時並行して行わなければならない、どれか一つが欠けても、良い口腔保健は達成できないと言うわけです。

やはり、歯科医院での定期検診をそこに付け加えてもらえたら一番と思います。

2019/05/04 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ

むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その24

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎カルシウム入りのお菓子を食べると歯が丈夫になるの?

カルシウムをたくさん食べると歯が丈夫になると思っている人が多いようです。いかにも、歯が丈夫になるようなことを表示したカルシウム入りのお菓子などが売っています。

しかし、昨日の記事と同じ理由で、カルシウムを十分に摂ると骨は丈夫になるかもしれませんが、歯には残念ですが全く影響はありません。歯がつくられるときでも、その材料になるカルシウムの供給が不足するほど血液中のカルシウム濃度が低下したら、ヒトは死んでしまいます。

骨が溶かされたり、つくられたりするによって、血液中のカルシウム濃度は、いつも厳密に一定に保たれています。

2019/05/03 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ

むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その23

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎妊娠中は胎児にカルシウムを足られ、歯が弱くなる?

多くの人は、母親は妊娠中には胎児にカルシウムをとられ、その結果歯がむし歯になりやすくなると思っているようです。

しかし、むし歯の起こるエナメル質はほとんどが石のようなリン酸カルシウムでできており、細胞は全くありません。カルシウムが不足したという情報は、骨の細胞に伝えられ、そこで、骨細胞が骨を溶かして血液中にカルシウムを出してやりますが、細胞のないエナメル質を溶かすことはできません。

妊娠中の犬にカルシウムの少ない餌を与え続けると、骨はナイフで削れるほど柔らかくなったが、歯には全く影響がなかったと言う実験(Fisch:1932)は、このことをはっきり示しています。

 

2019/05/02 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ

むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その22

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎歯みがきは食後でなければならない?(つづき)

歯磨きは食前にすべきか、食後にすべきか種々の議論がずっと続いていますが。どちらの方が良いとも決めかねます。

「歯垢がなくなれば、pHが落ちないのだから、食前に歯を磨いてしまえばいい」と言う人もいますが、歯垢を完全に除去することは不可能ですから、これは机上の空論です。

ある先生は「歯垢のpHがあがったときの歯の修復材料となるリン酸とカルシウムが歯垢中にたくさん溜まっているので、食後歯を磨いてこれをとってしまうと修復を阻害する」と主張しています。

しかし、これも歯を磨かないで歯垢のpHを永いこと低下させておくのが良いとも云えません。いずれにしろ、食前、食後いずれに歯を磨くべきかというしっかりした根拠は見あたりません。

私自身もどちらと結論づけできませんが。ただ、歯垢を効率的に減らすと言う観点からすると、歯垢が最もよく増えやすい睡眠の前に、細菌の栄養を少なくしておくために歯をみがき、歯垢が増えたあとの朝起きたときに歯を磨くのは良いのではないかと思います。

2019/05/01 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ