むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その13
こんにちは
稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。
◎甘いものを食べても、キシリトール入りのガムを咬めばむし歯にならない?
チューインガムなどよく咬むことを必要とするものを食べると、唾液の分泌が促進されます。ブログ内で先述したように、唾液が分泌されると、その緩衝作用によって酸が中和され、歯垢のpHがあがります。
それゆえ、ジュースのようなものを飲んだあとに、酸の材料となるような糖を含まないチューインガムを咬めば、歯垢のpHは上昇し、歯は修復されます。しかし、飴のように糖の濃いものを食べたあとには、容易なことでは歯垢のpHはあがりません。
ジュースならばいつでも上昇するわけではありません。歯垢のつく場所によっては、唾液の達しにくいこともあります。
食事をしたあとや、コーヒー、ジュースなどを飲んだあとに、 「歯に信頼マーク」の付いたガムを咬むのは悪いことではありません。むしろ、勧めるべきことでしょう。しかし、これに頼り切ってはいけません。
2019/04/22 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ