むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その16
こんにちは
稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。
◎キシリトールが(50%以上)入っていれば、むし歯予防効果があるのか?
最近、新聞やテレビの報道でキシリトールの濃度が50%以上なければむし歯予防効果がないように言われています。
たとえキシリトールが95%入っていても、砂糖が5%入っていれば、歯垢のpHを危険ゾーンにまで低下させ、むし歯を起こす可能性があると先述しました。
夜寝る前に砂糖を含んだおかしなど食べたりしたら、とんでもないことになります。
下図のように、キシリトールを15%(他にソルビト-ルを含む)含んだガムを咬んだ人でも、65%含んだガムを咬んだ人と同じように、むし歯の発生がガムを咬まない人(Control)よりも減っています。
食品のウ蝕誘発性はキシリトールの量だけで決まるのではありません。食品全体として評価しなければならないのです。
2019/04/25 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ