稲沢市の歯医者「山本歯科医院」は虫歯治療・インプラント・小児歯科・
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院長ブログ
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むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その11

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎キシリトール入りのお菓子は歯に安全?

「キシリトール入り」とお菓子の包装に大きく書いたお菓子も売られています。多くの人は「キシリトールが入っているから歯に安全」と考えるようです。

しかし、中には、キシリトールとともに、砂糖がたっぷり入ったお菓子もあります。このようなお菓子は当然むし歯の原因になります。

キシリトールは独特の清涼感を与えますから、お菓子の味付けにこのような使い方をするのは悪くはありません。しかし、包装に大々的に書くのは消費者の上のような誤解を期待しているようで、あまり好ましいものではありません。

2019/04/20 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ

むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その10

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎むし歯になりやすいかどうかは、お菓子の成分で判定できる?

 

シュガーレスなどの表示は、お菓子の成分に基づく表示です。しかし、あるお菓子がむし歯の原因にならないかどうかは、成分だけから決めることは困難です。

例えば、お菓子に酸味を与えるため、クエン酸などがよく添加されます。これを入れすぎると、酸ですから歯垢や唾液のpHを低下させ、歯に安全とは云えなくなりますが、適量入れると唾液の分泌を促進し、かえって歯垢のpHを低下しにくくします。

成分が同じでも、形が(液状・個体など)違っただけで、歯に安全かどうか変わってきます。むし歯になりやすいかどうかは、成分ではなく、食品全体で判定しなければなりません。もっとも、砂糖が入っていれば、むし歯の原因となることは確実です。

日本で食品全体でテストをしているのは、厚生省が行っている特定保健用食品と、国際組織であるトゥースフレンドリー協会が認定した「歯に信頼マーク」付きの食品だけです(下図)。

 

2019/04/19 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ

むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その9

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎シュガーレスのお菓子は、むし歯の原因にならない?

最近、厚生省で規則がつくられ、糖アルコール以外の単糖類、二糖類が0.5%以下含まれているものに、シュガーレス、ノンシュガー、シュガーフリーなどの表示が許されることになりました。これらの表示が野放し状態のときより改善されました。

ほとんどの単糖類、二糖類は歯垢中の細菌で分解され、酸をつくる材料となります。すなわち、むし歯をおこす力を持っています。

それでは、シュガーレスなどと表示されたお菓子は歯に安全かというと、必ずしもそうではありません。三糖類、多糖類などの中にも、むし歯をおこす力をもつものがあるからです。

すべてのシュガーレスのお菓子が、歯に安全とは云えないということです。

2019/04/18 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ

むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その8

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎ミュータンス菌はむし歯菌なのですか?

新聞やテレビの報道で、ときどきミュータンス菌のことをむし歯菌と言っています。

このように言われると、ミュータンス菌を退治すればいくら砂糖を食べてもむし歯にならないと誤解をする人がでてきます。口の中で、酸をつくる細菌がミュータンス菌しかいないような動物では、ミュータンス菌を退治すれば、砂糖をたべさせてもむし歯になりません。

ただ、人間は口の中にミュータンス菌以外にも酸をつくる細菌がたくさんいるので違ってきます。

最近、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなどのむし歯の発生率と口の中のミュータンス菌の数を詳細に検討した結果が論文として発表されました。

なんとミュータンス菌の数よりも、食習慣の方がむし歯の発生に大きな影響を受けることが証明されましたのです。

2019/04/17 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ

むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その7

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎甘いものを食べなければ、むし歯にならないのか?

むし歯をおこす能力のある(歯垢中で酸に変えられる)ものは、前日ブログに出た他に、グルコ-ス(ぶどう糖)、フルクト-ス(果糖)、マルトース(麦芽糖)、乳糖など多くのものがあります。

ことに最近では、加工食品の中にグルコ-スとフルクト-スの混合物である異性化糖が多く使われています。砂糖が含まれていないから歯に安全とは限りません。砂糖を0にするとむし歯が0になるわけではありません。

最近では、ソルビト-ル、キシリトール、マルチトール、アスパルテームなど、歯垢で酸をつくる材料とならない甘味料が多く開発されています。

また、歯垢のpHを5.7より低下させない歯に安全なお菓子が「歯に信頼マーク」をつけて市販されています。間食には、このようなものを食べるようにすればよいのです。

2019/04/16 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ

むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その6

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎甘いものを食べなければ、むし歯にならないのか?

1日3回の食事の時にも歯垢のpHは5以下に低下します。しかし、食事の時に砂糖の入った甘いものを食べなければ歯垢のpHは低下しないのではないかと考える人がいると思います。

実は、ご飯やパン・うどんなどの主成分であるでんぷんを食べても、歯垢の中で酸がつくられ、歯垢のpHは5まで下がってしまいます。これは、唾液の中のアミラーゼという酵素がでんぷんの一部を分解し、マルトースやグルコ-スなど歯垢中の細菌で分解される糖に変えてしまうためです。すなわち、ほとんどの人は食事の度に歯を溶かしていると考えられます。

でんぷんを主成分として砂糖を含まない食品にはむし歯をおこす能力があるかどうかは、永い間、議論されてきました。しかし、最近の研究結果により、砂糖ほど強くないにしても、でんぷん製品にもむし歯をおこす能力あるとの結論に達しました。ですから、夜寝る前にポテトチップスを食べるようなことをするとむし歯をおこす危険が多くなってしまうのです。

2019/04/15 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ

むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その5

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稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎歯垢中で酸をつくる細菌はミュータンス菌だけ?

さて、前回までの話をすると、「歯垢中でミュータンス菌(ストレプトコッカス・ミュータンス;ミュータンス・レンサ球菌)が砂糖から酸をつくり」と説明する人がいます。しかし、歯垢中に棲んで酸をつくる細菌は、ミュータンス菌を含むレンサ球菌、アクチノミセスなど数多くいます。むしろ、ほとんどの細菌が糖から酸をつくると言っても良いでしょう。

人の歯垢中にはミュータンス菌の数は一般にきわめて少ないのですが、ほとんどこの菌がいなくても、歯垢のpHは歯を溶かす(むし歯ができちゃう)値である5.5以下に低下していることがわかります。

歯垢でつくられる酸の大部分はミュータンス菌以外のレンサ球菌やアクチノミセスでつくられているのです。

よく、ミュータンス菌を駆除すれば、歯垢で酸がつくられなくなるように考えている人がいますが、これは間違いです。

2019/04/14 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ

むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その4

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎なぜおやつを食べるとむし歯になり易いか?

食事の間に間食をすると、歯が修復される間もなく歯垢の中で再び酸がつくられ、歯垢のpHが低下して歯が溶け続けます(下図)。ついには、歯の修復が追いつかなくなって、初期のむし歯が発生することになります。

ことに眠る前に甘いものを食べると歯垢のpHは、低下したまま回復せず、pH低下が少なくとも数時間以上続きます。これは、眠っている間は、唾液がほとんど分泌されないためです。

「むし歯は夜つくられる」ことが多いと考えられます。

 

2019/04/13 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ

むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その3

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎なぜ、全ての歯垢の下にむし歯が発生するとは限らないのか?

普通の食事をしても歯垢のpHは5.5より低くなります。デンプンを食べても歯垢のpHは低下するので、日に3回の食事のたびに歯垢のpHは5.5以下になり、歯が溶かされます。

しかし、食事のときには唾液が多く分泌され、歯垢中の酸は唾液の成分(重炭酸塩など)で中和され、歯垢のpHは上昇します(右図)。

そこで、歯から溶けだして歯垢の中にあったリン酸とカルシウムは、歯の表面に再び沈着し、歯が修復されます。唾液の中にもリン酸とカルシウムが多く含まれていますから、これらも歯に沈着して、歯を修復します。それゆえ、1日に3回の食事をしているだけでは、簡単にむし歯にはなりません。

 

2019/04/12 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ

むし歯の原因(砂糖)と予防法を確認 その2

こんにちは

稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。

◎砂糖を食べるとなぜむし歯になるか?

砂糖の摂取がむし歯の大きな原因になっていることは、よく知られています。

砂糖を食べると、歯垢(プラーク)の中に棲む細菌は砂糖(グルコ-ス、フルクト-スなどでも同様)を分解して酸に変え、その結果、歯垢のpHが低下します(酸が増えるとpHは低下し、酸が減ると上昇します)。

歯垢のpHは、砂糖を食べると危険な5以下になります。一方、歯の表面を覆うエナメル質はハイドロキシアパタイトとよばれるリン酸カルシウムでできています。これはpHが約5.5以下になると急激に溶け出します。このようにして歯が酸で溶かされることが、むし歯の直接の原因となってしまうのです。

 

2019/04/11 | むし歯の原因(砂糖)・予防 , 院長ブログ

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