タバコ喫煙と歯周病の関係 その7
こんにちは
稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。
最後はタバコの悪影響の一覧を添付しておきます。
まさに私が治療していても実感することばかりです。
(日本臨床歯周病学会HPから引用させていただきました。)
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稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。
最後はタバコの悪影響の一覧を添付しておきます。
まさに私が治療していても実感することばかりです。
(日本臨床歯周病学会HPから引用させていただきました。)
こんにちは
稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。
◎禁煙の効果はありますか?⇒アリです。
禁煙することで、この危険性が下がっていくことも、研究の結果解っています。
「歯周病にかかりやすさ」は4割も減ります。手術後の治療経過も禁煙者は非喫煙者とほとんど差が無くなります。
ちなみに他の病気でも、肺癌にかかる危険は喫煙者では非喫煙者の4.5倍ですけれど、禁煙すると4年で2.0、5年で1.6、10年で1.4倍と着実に落ち着いてきます。
この現代社会では喫煙できる場所を探すのも大変です。自分自身の健康のために思いきって止めるのもアリです。
専門家による禁煙サポート(カウンセリングとニコチン代替療法)も充実してきております。
こんにちは
稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。
◎タバコに含まれる「ニコチン」の悪影響
タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」は組織への酸素供給を妨げますし、「ニコチン」は一種の神経毒で、血管を縮ませるので、体が酸欠・栄養不足状態になります。
ニコチンは体を守る免疫の機能も狂わせますので、病気に対する抵抗力が落ちたりアレルギーが出やすくなります。更に傷を治そうと組織を作ってくれる細胞(線維芽細胞といいます)の働きまで抑えてしまうので、手術後も治りにくくなります。
また、「ヤニ」という形で歯の表面に残っているので、歯がざらざらしてバイ菌が張り付きやすくなるのはもちろん、いつまでもお口の中や歯肉にニコチンが染み出しつづけることになるのです。
こんにちは
稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。
◎喫煙が口腔内に与える影響
タバコを吸っていると歯肉の腫れや出血が見た目上抑えられ、患者さん自身が歯周病に気づきにくくもなります。
実際に治療を始めても歯肉の治りは悪く(もちろん何もしないでいるよりは改善しますけれど)、手術を行ったとしても効果の現われ方が非喫煙者よりも低いのです。
しかも、治療後経過を追っていくと、喫煙者の歯肉は再び悪くなっていく傾向にあります。どうしてこういう事が起こってしまうのでしょうか?
また翌日のブログを。
こんにちは
稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。
◎喫煙は歯周病のリスクを高めます
タバコの煙には数千もの化学物質が含まれていて、そのうちニコチンや発癌性物質などの有害物質は200とも300とも言われます。
喫煙者は、お口が臭い・ヤニがついて汚いだけではなく、歯周病(歯槽膿漏)にかかりやすく、ひどくなりやすいので、更に治療しても治りにくいことが解っています。
ある統計データによると、歯周病にかかる危険は1日10本以上喫煙すると5.4倍に、10年以上吸っていると4.3倍に上昇し、また重症化しやすくなります。
こんにちは
稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。
◎喫煙による歯周病への特徴
喫煙は癌・循環器疾患(心臓病・脳卒中)・呼吸器疾患(肺気腫・喘息)などの多くの病気の原因であることはよく知られています。一方でタバコ煙の入口となる消化器としての口腔、特に歯肉を含めた歯周組織は、直接その影響を受けることになります。
したがって歯周病も同じように、喫煙と関連性が強いことは多くの研究により支持され、喫煙は糖尿病と並んで歯周病の二大危険因子となります。
すなわち一酸化炭素やニコチンなどによる免疫能・微小循環系・好中球機能・サイトカイン産生などへの影響により、歯周組織における宿主応答(抵抗性)や治癒に悪影響を及ぼします。
その結果、喫煙者では歯周炎が進行し、そればかりではなく歯周病の治療への反応や歯周外科手術の経過が不良になることもはっきりしています。
こんにちは
稲沢市 山本歯科医院 院長山本です。
タバコがお口の健康にもよくないって事もだんだん知られてきています。
日本歯周病学会や日本臨床歯周病学会などでPRされています(今回ブログにまとめた記事も両学会の資料を参考にしております)。
山本歯科医院にも先日喫煙者の歯周病患者さんが初診で来られました。
お若い女性ですが、歯周病の進行がずいぶん気になりました。
患者さんにタバコの話をするとびっくりされていましたので、少し資料としてまとめておきます。
山本歯科医院は「歯周病」の治療にも力を入れています。