稲沢市の歯医者「山本歯科医院」は虫歯治療・インプラント・小児歯科・
ホワイトニング・口腔外科などに力を入れております。

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口臭治療
bad breath

口臭治療について
bad breath

口臭の原因

最近はテレビなどで消臭剤などのCMも多く、無臭ということに注目され、口臭に関するお悩みを持った方も増えてきました。
口臭には3つの大きな要因があります。

  1. 生理的口臭(どなたにも起こり得る)
  2. 外因的口臭
  3. 病的口臭

があります。
外因的口臭は、口に入れたものが直接臭いの原因となる口臭をいいます。ニンニク、ネギなど臭いの強い食材です。また、飲酒や喫煙も口臭の原因となります。 病的口臭は、虫歯や歯周病(歯槽膿漏)などの歯科疾患が原因となります。 この場合には口臭の改善には歯科医師による専門的な治療が必要になります。

ほとんどの口臭の原因は口の中にあります。口の粘膜は皮膚の垢と同じように、細胞が剥がれ落ちて、舌に白く溜まります。これが舌苔(ぜったい)です。舌苔は最大の口臭源で、口臭の6割が舌苔から発生します。
口臭のにおいの主な原因は揮発性硫黄化合物(硫化水素やメチルメルカプタン)です。歯周病菌は硫化水素より悪臭の強いメチルメルカプタンを大量に産生します。ですので、歯周病は強烈な口臭があり、周囲の人に迷惑をかけます。治療・予防したいところです。

一般的にはよく胃が悪いと口臭が出ると言われていますが、ほとんどは間違いです。
ごくまれに、逆流性食道炎など、いくつかの疾患では口臭が出ることがあります。一方、鼻づまりなど鼻の病気の臭いを口臭と勘違いする場合があります。
また扁桃腺炎があると、まれに口臭の原因になることがあります。耳鼻咽喉科にてしっかりと検査を受けることが良いでしょう。

口臭の治療

口臭治療ガイドラインの1つとして、国際口臭学会の研究グループがそれぞれの口臭症の治療必要性を定めました。生理的口臭は口腔清掃指導を中心に歯磨きやデンタルフロスの指導のほか、主な口臭源である舌の清掃も指導します。補助的治療である洗口液などを、症状に応じ勧めることもあります(山本歯科医院でも歯科雑貨をいろいろ販売しています)。最も重要な事として、歯周病による口臭症にならないよう半年に1回の定期歯科健診も指導します。定期健診はぜひ続けることが良いでしょう。

口腔由来の病的口臭の場合は、原因となる歯周病や口腔乾燥症(唾液の分泌減少)などの病気を治療することになります。口臭の、最も重要な予防は半年に1回の定期健診と歯石除去です。これができて初めて他の口臭予防法も効果があると言えます。

舌清掃の安全性

舌清掃は、傷をつける可能性があります。歯ブラシでさえ舌を清掃すると、非常に微小な傷をつけます。 多くの人は口の中が気持ち悪いから、あるいは口臭が気になるから、舌の表面を歯ブラシ等でゴシゴシこすっているようです。これでは舌苔どころか舌乳頭まで取れてしまい、舌がヒリヒリ痛んだり、味覚障害になったりします。また、舌乳頭が失われれば、舌の上に唾液をためておけない。だから、舌を磨けば磨くほどドライマウスが進んでしまいます。

そもそも普通の人は舌苔を取る必要などありません。唾液の流れをよくすれば、舌磨きしなくても舌はきれいになります。どうしても口の中が気持ち悪いときは舌の上の唾液の部分だけ優しく掻き取るのがいいでしょう。

口臭恐怖症

大学病院などの専門口臭外来などで診査を受けて「口臭が無い」と診断されても、口臭が気になるという方は、
口臭恐怖症の可能性があります。 このような患者さんは高価な口臭予防剤などを次々買い求めることもあります。

このような方は、他人の「こそこそ話」を自分の口臭のためと誤解する方もいます。口臭恐怖症は、思いこんで自殺するぐらい重症になることもあります。勇気を持って大学病院の心療歯科あるいは近くの心療内科などを受診されることが良いと思われます。

唾液と口臭

唾液の分泌が増えることでいつも口臭が無くなるとは言えませんが、
唾液が減ってしまった場合は、口の粘膜が乾燥するので口臭は強くなります。
したがって口が渇いてきた時には唾液を増やすと口臭は減ると考えられます。
すなわち口が渇いている時、唾液を増やすためチューインガムをかむのは効果的です。

ところが逆に、口が渇いていない普通の人にガムベース(香料など一切含んでいない
チューインガム)などをかんで、唾液を増やしても口臭原因物質は減りません。
つまり、唾液分泌が健康な人では、唾液を増やしても口臭は減らないということになります。唾液の分泌量を増やせば口臭は減るというのは「健康人の場合」は間違いです。