歯科のメインテナンス
先日(2/19)に愛知県歯科医学大会の特別講演で山形県の熊谷崇先生の話を聞きました。
熊谷先生は予防、メインテナンス(定期健診)にとても力を入れています。
話の中で、歯科のメインテナンス率は日本では2%(!)であるのに比し、スウェーデンで90%、アメリカで80%、成人で年2回、小児で年3回はすでに先進国では常識になっているのです。
30年遅れた歯科医療と演者は言ってましたが、その通りかも知れません。
僕もできるところから、ウチに来ていただいた患者さんには、自分の「歯」の大切さ、歯科疾患はほとんど予防できること説明し、メインテナンスの重要性をお話させていただいております。
今後将来的に治療の種類によっては健康保険が使えなくなる可能性もあります。
痛くなったら歯医者さん、ではなく、痛くならないように定期的に歯医者さんでメインテナンスを受ける。
すでにそんな時代ですね。
2006/02/26 | 歯科診療について