親知らずの抜歯 CTがあると。
2011.09.15
院長ブログ
ブログのネタがないときは歯医者さんらしく少し専門的な話を
。
先日、矯正歯科の先生から智歯(親知らず)抜歯の依頼があった患者さん。
自覚症状はないのですが、智歯があると矯正した歯並びに悪影響を及ぼす可能性があります。
まずは普通のレントゲン写真。
左下の親知らずです。

歯冠(歯のアタマ)が頬側・舌側、どっち向いているかよくわかりません。
下顎管(骨の中に神経と血管が走行しています)との位置関係もよくわかりません。
で、こういう場合に当医院ではCTを撮影します。
詳しくはココ。
3次元画像で手前の歯の咬合面(噛むところ)から見たところ。

歯冠が完全に舌側方向を向いていることがよくわかります。
ちなみにCT画像上で下顎管を描出しています。
今度は左下智歯を舌側方向から見ています。

いろいろな方向から診断して、安全に抜歯を行うイメージを立てます。
本ケースも実際抜歯は大変でしたが、無事終えることができました。
CT画像がないとこういったケースは怖いです
。