児童虐待と歯科
歯科業界の新聞(クイント115)からひとこと。
現在、児童虐待は非常に大きな社会問題となっています。
どのようにして早期に被虐待児を発見するのか?という点で、
歯科検診が有効であることがわかってきました。
児童虐待には、
身体的虐待
心理的虐待
性的虐待
ネグレクト(子供は親から無視される)
に分類されます。
最も発見しにくいネグレクトは虫歯の本数で気がつくことも多いようです。
明らかに、被虐待児は虫歯本数、未処置歯数が多いというデータが出ています。
(もちろん、すべてが虐待に関与しているわけではないと思いますが。)
そういった視点からも歯科医療は貢献でき、
小児の健やかな成長にも役割を担っているわけですね。
2005/07/20 | 歯科診療について