総義歯と部分床義歯について
denture
診察への流れ
患者さまが残念ながら何らかの理由で歯を失い、噛めなくなってしまった場合。
インプラントやブリッジを選択できなかった(選択しなかった)場合。
いろいろな場面で有床義歯(入れ歯)が活躍します。有床義歯にはすべての歯を補う「総義歯」と保存できた歯を利用して装着する「部分床義歯」に分けられます。
日本最古の入れ歯は、 全部「木」でできた「木床義歯(もくしょうぎし)」です。およそ16世紀と言われています。この入れ歯は、黄楊(つげ)の木を彫ったもので、 歯の部分と歯肉の部分が一体になっていますが、形状は現在のものに近いです。
500年前にはすでに入れ歯で噛めるようにするという発想・技術があったことに驚きます。
入れ歯はおもに、我々歯科医師が設計・デザインし、義歯を作るプロフェッショナルの歯科技工士が作成します。もちろん入れ歯(プラスチック製)は保険適応です。完成・装着後はきちんと日常生活で使っていただけるように指導・調整させていただきます。
さらに自費診療では各種自費材料を組み合わせることによってより目立たなく、精密で噛める入れ歯を作製することが可能です。
現在入れ歯でお困りの方、そのご家族の方は是非一度ご相談ください。人生の源である美味しい食事。その食事がより楽しくなるお手伝いを山本歯科医院がさせていただきます。
総義歯
部分床義歯
新しい義歯(自費診療)のご紹介
Introduction
ノンクラスプデンチャー
金属が見えず、見た目が通常の入れ歯のように目立たないノンクラスプデンチャーはご自分の歯が比較的残っていて、その歯がしっかりされている方に適しています。
コンフォートデンチャー
入れ歯の裏側の粘膜面を柔らかい材料で覆って痛くなく噛みやすいようにしたコンフォートデンチャーは総入れ歯に適しています。
ノンクラスプデンチャー
(自費診療)について
contacts dentures
今まで入れ歯に慣れず使えなかった方へ朗報。金属を使わない義歯を作ります。
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新しい義歯「ノンクラスプデンチャー」
長所
金属の「止め具」がないために審美性が高い。素材が柔らかいためフィット感がある。違和感が少ない。絶対に破折しない。もちろん金属との併用も可能。
欠点
修理がしにくい。残っている歯の本数や状態によっては作製できないこともある。高価である。
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従来の義歯
長所
保険が利くので安価に出来る。(一装置数千円)
修理がしやすく、「歯」も足すことができる。欠点
金属製の「止め具」が目立つ。義歯が破損する事がある。
料金について
片側のもの (左右どちらか) |
片顎 89,650円(税込) |
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左右両側に わたるもの(設計によります) |
片顎 102,300~152,900円(税込) |
コンフォートデンチャー
(自費診察)について
コンフォートデンチャーは、入れ歯の裏面を生体用シリコーンという
クッションで覆う、まったく新しい入れ歯の技術です。
生体用シリコーンの弾性が、入れ歯でグッと噛んだときの歯ぐきにかかる
負担をやわらげ、驚くほどの吸着力を発揮。
「痛い・かめない・外れやすい
といった、従来の入れ歯の悩みを解消するとともに、あなたの歯ぐきを
やさしく守ります。
費用は設計によって異なりますが、一床15~25万円程度になります。