稲沢市の歯医者「山本歯科医院」は虫歯治療･インプラント･小児歯科･
ホワイトニング・口腔外科などに力を入れております。

今日のミーティング時に（株）ヨシダの担当者さんに来ていただきました。
当医院のCTで患者さまを撮影する際に、スムーズに行えるようにレクチャーを受けました。
いろいろ疑問に持っていたことも解決して、明日からよりスムーズに診察が進みそうです。

クリスマスの街の雰囲気を横目に日曜日はセミナー受講。
歯科用CTの診断できる幅を広げる内容でした。
講師は新潟市の佐藤先生。夫婦でともに講師です。
患者さんとのコミュニケーションを図るにもわかりやす画像説明が一番です。
当院のCTはこんな感じです。
ココ。

ブログのネタがないときは歯医者さんらしく少し専門的な話を。
先日、矯正歯科の先生から智歯（親知らず）抜歯の依頼があった患者さん。
自覚症状はないのですが、智歯があると矯正した歯並びに悪影響を及ぼす可能性があります。
まずは普通のレントゲン写真。
左下の親知らずです。

歯冠（歯のアタマ）が頬側・舌側、どっち向いているかよくわかりません。
下顎管（骨の中に神経と血管が走行しています）との位置関係もよくわかりません。
で、こういう場合に当医院ではCTを撮影します。
詳しくはココ。
３次元画像で手前の歯の咬合面（噛むところ）から見たところ。

歯冠が完全に舌側方向を向いていることがよくわかります。
ちなみにCT画像上で下顎管を描出しています。
今度は左下智歯を舌側方向から見ています。

いろいろな方向から診断して、安全に抜歯を行うイメージを立てます。
本ケースも実際抜歯は大変でしたが、無事終えることができました。
CT画像がないとこういったケースは怖いです。

日曜日。
歯科用ＣＴのセミナーを受講してきました。
講師は新潟の佐藤先生（ココ）。
佐藤先生のお話はもう５回くらい受講しています。
佐藤先生とはＣＴの機種とインプラントのメーカーも同じ。
症例などを通してもリアルに直結させることができます。
最先端の治療を進む先生のお話を聞くと僕もピリッとします。
記録（写真）を残していく大切さを再確認しました。
また明日からも頑張れそうです。

担当者から写真をいただきました。
症例を通してＣＴのソフトを説明しているところです。
説明させていただいている先生はずいぶん先輩先生で、僕と同年代の息子さん先生と一緒に来られました。
いつまでも新しいものに取り組む姿勢に感動です。
「青春とは」の詩を思い出しました。

水曜日。
診療後にウチの医院見学に一宮市で開業されている先生が来られました。
メーカーさんとディーラーさんも一緒に総勢５名。
その先生が見学に来られたのはＣＴの撮影デモをしたかったからで、購入を迷われているようでした。
ウチのＣＴを使ってメーカーさんがしっかり説明されていました。
僕は実際に使っている立場からのアドバイスを少々。
ちょっと大きな買い物になるので躊躇しますが、これからはＣＴで三次元から診断するのが普通になるでしょう。
医院への普及率はまだ２～３％と言われていますが、将来必要な道具と思ったら先に取り入れたほうが良いですね。
来ていただいた先生の今後の判断に少しは役に立てたらいいです。

歯科用コーンビームＣＴを導入してからおよそ半年。
ＨＰの更新をして紹介しようと思っていましたが、なんだかんだと遅くなってしまいました。
ココ。
現在、通常のレントゲンでは診断しにくいケースにおいて大活躍中です。

木曜日。
休診日を利用して医院内の工事。
医院奥のスペースにＣＴ室があるのですが、この寒い時期の撮影はスタッフも患者さんも大変。
まだ、ＣＴを導入して夏の暑い時期を迎えていないのですが、ＣＴ室が階段付近で吹き抜けになり、きっと夏も熱気で大変でしょう。
昔の住宅部分を増改築した影響なのですが、使って気が付くことも多いです。
より快適に診察・ＣＴ撮影ができるように、２Ｆへの階段とＣＴ室付近を間仕切りしました。
採光するために透明のアクリル板とアコーディオンカーテン。
明日以降使用してみて冷暖房器具はまた今後考えていきます。
改善改善。

火曜日は隔週で医院内の大掃除とスタッフミーティングをしています。
年末に大掃除でばたばたしないように段階を踏んでコツコツと綺麗にしていきます。
さて、今週は。
ミーティング時に（株）ヨシダから歯科用CT専門の担当者の方に来ていただきました。
再度、患者さんの登録、誘導、位置づけ。
私は撮影した画像の編集の仕方やインプラントシュミレーションの仕方など。
実際に撮影して気が付いた質問疑問がずいぶんクリアになりました。
感謝感謝。

やっと待ち望んだ新しいCT。
まだスタッフも撮影手順になれず、時間がかかったり、あわてたり、患者さまにはご迷惑をおかけすると思います。
しかし、CTから得られる情報は今までのレントゲン写真に比べると格段に違います。
すべての方がCT撮影の対象ではありません。
通常のレントゲン写真のほうが適した場合（歯科疾患）もありますので我々がしっかり判断させていただきます。
撮影室も歯科医院診療室の奥で殺風景でさびしい感じもします。
もう少し安心できる雰囲気つくりに励みます。